全国には、がん診療連携拠点病院があるのですが、その、がん診療連携拠点病院で
癌の治療を行った集計データは、病院名も公開することが決定しました。
これまでは癌治療の集計データは公開していましたが、病院名は公開されて
いませんでした。今回の公開で、初診の癌患者数が8000人以上もある病院から、
初診の癌患者数が150人に満たない病院まであり、初診の癌患者数に大きな幅が
あることわかりました。そして、同じく今回から、米国の癌患者の治療データの
集計とも比較しました。この比較により、日本の乳癌の患者は、米国の乳癌患者より、
癌の症状が進行した状態で診断される場合が多いことがわかりました。乳がん患者の
発見は米国が早く、胃癌の患者の発見は、日本が早い。比較した内容は、癌における
主要な5つの癌(部位は、胃、大腸、肺など)の進行度の分類です。初診の癌患者数でも、
病院によって、かなり開きがありますね。一応、初診の癌患者数の上位の病院は、
以下の通りです。
【初診の癌患者数が多い病院】
- 1位 がん研有明病院(東京都)…8600人
- 2位 国立がん研究センター中央病院(東京都)…6684人
- 3位 同センター東病院(千葉県)…4454人
- 4位 静岡県立静岡がんセンター(静岡県)…4183人
【ニュース報道があった日付】
2011年7月26日(火)
【ニュース記事リンク】
http://www.asahi.com/health/news/TKY201107250860.html
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