厚生労働省の研究チームの調査で分かりました。食物繊維は野菜などに多く含まれ、
ています。そして、食物繊維は、人間の体内の消化酵素では消化できないため、
整腸作用などの効果があります。植物繊維にはいくつか種類があり、ペクチン、
セルロース、リグニン、アルギン酸、…などがあります。今回、研究チームは、
年齢が45歳以上の男性と女性の約8万7千人を調査しました。調査期間は、
約10年間です。まず、女性を食物繊維の摂取量に応じてグループ分けし、
食物繊維の摂取量が多いグループと食物繊維の摂取量が少ないグループを
比較してみた結果、食物繊維の摂取量がいちばん多いグループは、摂取量が
いちばん少ないグループより、循環器関係の病気が発症するリスクが低かった。
また、食物繊維でも、水溶性の食物繊維(海藻類など)より、水に溶けない
食物繊維(ゴボウなど)を摂取した方が、脳卒中や心筋梗塞が発症するリスクを
低下させる効果が高いことも分かりました。男性の場合でも、タバコを吸わない
非喫煙者には、女性と同様に食物繊維の摂取量により、脳卒中や心筋梗塞が
発症するリスクが低下する傾向がみられました。やっぱり、野菜中心の食生活は、
健康のために効果大ですね。ただ、野菜が健康に良いとは言え、今の日本は、
東京電力の人災によって引き起こされてしまった福島第一原発事故により、産地に
よっては、野菜に放射性物質が含まれています。ですので、野菜を食べるときは
産地に十分気をつけるようにしましょう。(産地は西日本産の野菜なら安心です。)
【ニュース報道があった日付】
2011年8月4日(木)
【ニュース記事リンク】
http://www.asahi.com/health/news/TKY201108040105.html
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