「子供の学習障害」の症状
子供の学習障害(LD)は、学習や集団行動などにおいて困難を伴う障害で、
身体の感覚器に異常はなく、知能もしっかりしているのに、特定の能力、
例えば、読み書きなど、言葉の認識能力の障害(読字障害)、
計算など、数字の認識力が弱い(算数障害)、年齢に相応する
書字能力がない(書字表出障害)などがあります。
LDとは、「Learning Disability(ラーニングディスアビリティー)」の略称です。
子供の学習障害は、注意欠陥多動性障害(ADHD)を伴っている
場合もあります。学習障害(LD)の子供は、そのことに劣等感を
持ってしまったり、不登校になってしまう場合があります。
「子供の学習障害」の治療方法
子供の学習障害の原因は、脳の機能障害を考えられています。
また、遺伝性があります。しかし、現在の医学では、
子供の学習障害について詳しいことがわかっていないのが現状です。
子供の学習障害の治療としては、教育の仕方を中心に、
その学習障害のタイプによって変わってきます。
学齢期(義務教育を受けるべき年齢のこと)以上で読み書きなどの
意志の伝達ができない場合は、学習障害の疑いがあります。
もし、子供に学習障害の疑いが見られたら、まずは小児科で
診察を受けましょう。