TOPページへ

乳癌の分析にノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんの技術を応用

病気やケガにはさまざまな種類があり、体のどの部位におきたのか、
また、進行度によって治療費手術費にかかるお金の額が変わってきます。
当サイトでは、病気にかかってしまったときやケガをしてしまったときに
誰もが知りたい治療費用手術費用相場最新の治療方法などを
紹介しています。また、病気の原因や症状なども詳しくまとめています。


このページでは、乳癌の分析にノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんの技術を応用についてまとめています。




RSSアンテナ
RSS
RSS
RSS
RSS


お知らせ
当サイトはリンクフリーです。

乳癌の分析にノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんの技術を応用

2002年にノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんが勤める島津製作所フェロー
・田中耕一は、ノーベル化学賞の受賞につながった、生体高分子の同定や構造解析
のための手法の開発を利用した質量分析装置に改良を加え、分析する感度について、
最大で1000倍にも向上したと発表しました。この発表された高分析装置を使用し、
乳癌(にゅうがん)の患者2人の癌細胞分析に応用してみました。すると、乳癌患者の
タンパク質についていた糖鎖(生体物質)を判別することに、世界で初めて成功しました。
乳がん患者によって糖鎖の種類が異なることを突き止めました。今後は、この装置を
使い、糖鎖(生体物質)の種類によって、抗がん剤の効果に差が出るのかを詳しく
調べるとのことです。分析感度をどのように上げたのかを簡単に説明すると、
化合物(イオン化を促す化合物)を個体から液体に変化させたりすることで、
分析の感度を上昇させたとのことです。糖鎖については、これまで、京都大学との
共同研究で、鎖状の糖鎖が、タンパク質の表面にくっつき、病気の発症などに
影響を与えていたことに着目していました。そこで、乳癌の細胞の増殖に関わっている
タンパク質の糖鎖(生体物質)を感度の上がった新装置で分析をした結果、それぞれの
糖鎖(生体物質)の種類が異なっていることがわかったとのこと。分析装置に、
ノーベル化学賞受賞の技術を使ったことで、飛躍的に分析感度が上がったのは、
さすがのひと言ですね。最大で「1000倍」って単純に考えても凄いです!




【ニュース報道があった日付】
  2011年9月9日(金)

【ニュース記事リンク】
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110909-OYT1T00344.htm

(※)ニュース記事元のリンクがリンク切れの場合はご了承ください。
  ニュース元の記事は時間が経つと、削除されている場合が多いです。
  当サイトでは、ニュース元の記事が無くなってしまう場合を考えて、
  独自に管理人の感想を交えてニュースの内容をまとめています。
  (とにかく、病気を治すには情報が大事との考えがあるからです。)


関連サイト:





 

カテゴリ:医療ニュース 


サイト内検索



このサイトのTOPページへ移動



当サイトのプライバシーポリシーと免責事項について
当サイトの文章、記事、内容、画像、写真などの無断利用、無断転載を禁じます。
Copyright (C) 知っておきたい治療費用や手術費用の相場と最新治療方法 All Rights Reserved.