子供の飛び火(とびひ)の症状と治療方法

「子供の飛び火(とびひ)」の症状
飛び火(とびひ)は、伝染性膿痂疹（でんせんせいのうかしん）とも呼ばれ、
皮膚に、かゆみを伴う水疱ができる病気です。飛び火になる原因は、
黄色ぶどう球菌や連鎖球菌などによる細菌感染によって引き起こります。
子供の飛び火(とびひ)は、主に夏に流行しやすい傾向があります。



「子供の飛び火(とびひ)」の治療方法
飛び火(とびひ)は、かゆみを伴うため、皮膚にできた水疱をかきむしると、
水疱の中の液体が広がって、さらに感染部位が広がってしまいます。
ですので、飛び火の水泡はかきむしらないようにしてください。
飛び火(とびひ)の治療には、抗生物質を用いります。黄色ぶどう球菌や
連鎖球菌などの感染で、胃炎を併発する場合もあります。
子供に飛び火(とびひ)の疑いが見られたら、まずは小児科で診察を受けましょう。

「子供の飛び火(とびひ)」の予防方法
飛び火は、汗疹(あせも)や傷口などから感染することが多いので、
普段から清潔を心がけ、傷口などは消毒するようにしましょう。
飛び火(とびひ)は、伝染性膿痂疹と呼ばれるように感染力が強いため、
他者に感染しないようにするには、プールや、お風呂の入浴を控えるのが
望ましいです。